道草だらけの人生凸凹日記

一人農家・ニコニコファームのドタバタ日記

鬼滅の刃ロス

鬼滅の刃ロス】

 

鬼滅の刃』を読み終えてしまった。

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時は大正時代、炭焼きを生業とする竈門家の長男・炭治郎はある日突然何者かに一家を惨殺され、唯一生き残った妹・禰豆子は鬼に豹変してしまった。

炭治郎は禰豆子を人間に戻す方法を見つけるため、また家族を殺した鬼たちを倒す為、鬼狩り組織・鬼殺隊に入隊するが・・

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以前から気になっていたものの、ひねくれものの僕は世間の熱が冷めてからこの作品を観ようと決めていた。


鬼退治の話がどうしてこんなに大人気になるのだろうと思っていたのだが、じわじわとその魅力に引き込まれていった。

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兎に角、主人公の炭治郎がめちゃくちゃポジティブ。
自分が勝てそうにない強敵にどんなに追い詰められても絶対あきらめない。


「あきらめるな!あきらめるな!今、出来ることに集中しろ!」

 

多くの鬼滅ファンはこの炭治郎の言葉に励まされているのだと思う。
辛く苦しい立場の自分と炭治郎を重ねているのだろう。

 

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『一人で出来ることなんてちっぽけなもの、だから皆で力をあわせるんだ。』
『他人に親切にすることは巡り巡って自分に返ってくるんだよ。』

 

炭治郎の言葉にハッとさせられる。

 

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今や日本はグローバル化により共同体が壊され、個人個人で生きていかなければならないような寒い時代になってしまった。
鬼滅の刃は失いつるある日本人の家族や仲間という共同体の大切さを知る良いきっかけとなった。

 

アニメ鬼滅の刃遊郭編)が終わり、コミック全23巻も読み終えてしまい何だか少し寂しい気持ちになった。
また炭治郎に逢いたい。
アニメ鬼滅の刃(刀鍛冶の里編)の公開が待ち遠しい。

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断腸

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酒米山田錦の納品が終わった。
2反弱で約540kgなので、無農薬栽培米として収穫量はまずまずかなと思う。

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乾燥、選別作業は栃木市専業農家・池田さんにお願いしました。

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池田さんは情熱的でチャレンジ精神にあふれる方なので、つい話し込んで長居してしまいます。

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毎回、池田さんとお話すると専業米農家としての気概を感じます。

 

心残りはひとつだけ。

 

結局、湿田でコンバインの乗入れが出来ず、4畝ほどの収穫を断念しました。

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手間暇かけて育てた米が収穫されずにまた土に還って行く。

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この悔しさを胸に刻もう。

#有機栽培山田錦
#ニコニコファーム日光

合縁奇縁

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先日、バイト先の先輩おっちゃんとよもやま話をしてたら、昨年60代で急逝した従兄の幼馴染だったことを知った。
従兄は地元農業生産組合の縁の下の力持ち的な存在だったらしく、何かと面倒な組合員同士の人間関係をまとめていたようだった。

「アイツは勉強は出来なかったけど、面倒見の良いヤツだった。
 あのヤローが居なくなって(組合運営が上手く行かなくなって)俺は迷惑してる。」

と親しみを込めて話す言葉が印象的だった。
従兄とは生前ほとんど付き合いが無かったが、ほんの少しの会話で従兄の人柄を知ることが出来た。
と同時に、自分は他の人が死を惜しんでくれる存在になれてるのだろうか?
とも思った。