道草だらけの人生凸凹日記

一人農家・ニコニコファームのドタバタ日記

2011年10月12日(水)

天気は晴れ。
今日は夏秋いちご(なつおとめ)の第3回目の見学会に行って来ました。

最初は日光市釈迦ヶ岳(標高750m)の小泉さん
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実は全体的に昨年より小ぶりだそうです。
現在、¥2000/kgほどで売れるそうで、収量は40パック/10a位だそうです。
昨年は11月10日まで収穫していたそうです。

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親株から取った苗は露地に仮植し寒冷紗をかけて越冬するそうです。
水は仮植後4日ほどやりますが、その後は自然に任せるみたいです。
ちょっと驚き。


次は日光市千本木の吉原さん(標高340m)
実は私のご近所さんです。
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千本木は釈迦ヶ岳よりもこれからまだ収量があがるようです。
平地で夏秋いちごを作る利点は高地より長期間収穫できることだそうです。
ただ8月は暑いので収量が減ります。

実績でハウス1棟で200kg以上の収量があり、現在¥2150/kgでホテルに収めているそうです。
市場では夏秋いちごはどこが良いのか迷っているそうですが、値段が下がることは無いと言ってました。

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吉原さんは、ベッドの下に水を流して真夏の暑さ対策をしていました。
平地では暑さ対策が大変ですね。
これからは寒くなるのでハウスを二重張りにして寒さ対策をしていました。

魅力的な作物ですが、水が豊富な圃場が必要ですね。
残念ながら私は今回苗の購入は見送りました。