道草だらけの人生凸凹日記

一人農家・ニコニコファームのドタバタ日記

耕作放棄地に行者ニンニク

みなさんは行者ニンニクをご存じでしょうか?

wekipediaによれば、

「長さ20 - 30 cm、幅3 - 10 cmの葉で強いニンニク臭を放ち、地下にラッキョウに似た鱗茎を持つ、葉は根生、扁平で下部は狭いさやとなる。初夏、花茎の頂端に、白色または淡紫色の小花を多数つける。種子のほかにも不定芽でも増殖する。生育速度が遅く播種から収穫までの生育期間が5年から7年と非常に長いことから、希少な山菜とされ、市場流通量は少なく高値で取引される傾向にある。」

と書いてあります。


以前から気になっていたのですが、苗が手に入ったので栽培にチャレンジすることにしました。
定植するのは従兄の休耕田。
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従兄の話によれば、この田んぼ周辺が従兄の住む集落のルーツらしいのですが、田んぼへの出入りがスリル満点。

ラクターがやっと通れる獣道をようやく進むとその先にあるのは、
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ラクターが横転しそうなくらい勾配のキツイ畦道。
この畦道を下れば、
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やっと田んぼに辿り着きます。
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後ろを振り返れば、坂道。
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ラクターはこんな所を通って来ました。
この坂を登る時は、バックで進まないとトラクターがウィリーしてしまうのです。

この辺りは圃場整備もされていない中山間地域なので、こうした不便な田畑が沢山あると思います。

行者ニンニクはあまり日の当たらない場所が好みらしいので、この田んぼが相応しいと思いました。
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たった10株ですが、株を増やして3年後には出荷したいと考えてます。