『桜が咲いたら種をまけ』
『桜が咲いたら種をまけ』
というのは故・稲葉光國先生の教え。
桜も散ってしまったけど、仲間の助けを借りて水稲の種まきをしました。
今年はササニシキと山田錦。
機械を使っての種まきは苗箱や土・種籾の補充、種まきが終われば苗箱の取り出し等人手が欲しい作業です。
使用する培土は稲葉先生が開発した成苗用有機培土。
JAS有機対応の培土でピートモス、ゼオライト、オカラ等が入っています。
1袋1000円で25L入り、マット苗5箱分になります。
肝心の作業ですが、
試運転ではスムーズに動いた播種機が途中から機嫌が悪くなり、苗箱が途中で止まってしまうようになりました。
前日洗った苗箱が濡れたままなのが原因かと思いましたが、はっきりしません。
結局、騙し騙し使って予定の種まきは終わりましたが、トラブルの原因が分からないのでモヤモヤ感が残りました。
謎なのは作業途中で培土が足りなくなりそうになり3袋買い足したのに結局3袋近く余ってしまったこと。。
自分の頭で考えろ
ポット式水稲播種機の試運転。
故・稲葉光圀先生が推奨していたポット苗は一般的に広く普及しているマット苗に比べて苗が大きく育つ(成苗)ので、深水を行う無農薬稲作に向いている。
また苗の根っこを切らずに田植えが出来るので活着が良く、成長が早いという利点もある。
昨年7月過ぎに田植えした山田錦から辛うじて一等米が取れたのは、恐らくポット苗のお陰だと思います。
しかしながらポット苗はマット苗に比べて普及率が低くく中古品を探すのも一苦労で、2年前にこの中古播種機を買った時は宮城県まで引き取りに行きました。
ポット苗播種機は①床土入れ機②播種機③覆土機を接続して使用します。
昨年は土入れ機から播種機までの苗送りタイミングが調整出来ずに諦めました。
という訳で今年は苗送りチェーンを新調して万全の体制で挑んだはずでしたが、なんと部品を変えても昨年と同じ症状。
苗送りチェーンの弛みが調整出来ずにぎこちない動作になってしまう。
マニュアルを何度読み返しても解決策か見つからず途方に暮れていた時、ある事にふと気づきました。
苗送りチェーンは①床土入れ機と②播種機のスプロケットで繋いでいるので、単純に①と②の間隔を開ければ良かったのです。。😱
何でこんな簡単な事に気付けなかったのか❓
マニュアルだけに頼らず自分の頭で考えるという教訓になりました。
https://youtube.com/shorts/Jfxdbok-Db0?feature=share