因果応報
やっと田植え。
昨年の田植えは言えないほど遅れたのと、マシントラブルで散々な結果だったので、今年の田植えは昨年の失敗を繰り返してはならないと例年以上に緊張していた。
まず苗床からポット苗を運び出す。
土に根っこを伸ばした苗をアルミスコップで切りながら軽トラに乗せる作業は一人で4時間作業。
『有機稲作は苗八作』
と故・稲葉先生は言っていた。
つまり苗がちゃんと育てば稲作は8割成功だという事。
ニコニコファームの苗は、大きい苗で既に30cmを超えていたので、ひとまず合格だけど、田植えは一週間早めの方が良かったようだ。
田植え機も自分なりに事前チェックしたのだが、田植え当日になって植え付け部が降りない事に気づいた。
またしてもマシントラブル。
マニュアル読んで確認したつもりだったが甘かった。
お世話になってる農機具屋さんに対応してもらったけど、マシントラブルはこれで終わりでは無かった。
途中まで順調に出来た田植えも4条田植え機の左側半分が苗詰まりを起こしてまともな田植えが出来なくなってしまった。
昨年と同じ症状で、昨年は農機具屋さんに対応してもらったのだが、根本的に治っていなかったらしい。
詰まった苗を取り除いて水洗いして再度田植えしたけど、やはり途中から同じ症状が出てしまう。
予定もあり田植えを終えなければならないので、右側2条だけで強引に田植えを終わらせたけど、散々な結果になってしまった。
たった2反の田植えに丸一日。
全面手植えよりマシだけど、かなり手直し(補植)が必要だ。
4年前に10万円で買った田植え機なので十二分に手入れしないとまともに使えないですね。
日々学びの毎日です。
自業自得
田植え前日。
朝から携帯電話を無くしてあたふた💦
結局、田んぼの入水口に転がっていてホッとしたのだが、この出来事で注意深く行動すべきだった。
翌日の田植えに向けてやる事満載で焦っていた。
まずは動力散布機で元肥を散布。
この田んぼは全面コナギだらけになるので、故・稲葉先生の助言を参考に田植え前日に元肥を散布してみた。
次は苗を苗床から田んぼまで運ばなければならない。
苗箱並べた時のように、軽トラを苗床のすぐ脇に止めようとしたら・・
やっちまった。。
ズブズブと左側二輪が泥にはまって動かなくなってしまった😱
プール育苗なので水が染みて片側はトロトロだったのだ。
アクセルを踏めば踏むほど車体が沈むので別の方法を考えなければならない。
落ち着け!落ち着け!
と、田んぼのどこかに捨ててあったクローラがある事を思い出した。
クローラを軽トラのタイヤに潜り込ませればなんとかなるかもしれない。
半分程埋まっていたクローラを掘り起こし引きずって持っていこうとしたけど重すぎて無理。
運良く近くに置いていたトラクターに乗せて100m程移動。
軽トラの左前輪下の泥を書き出してクローラをねじ込み、それでも脱出出来ず左後輪前に単管パイプ2本を入れてなんとか少しずつ前進。
これを何度か繰り返してようやく泥沼から脱出する事が出来た。
泥にはまって脱出するまで約1時間。
あまり嬉しく無いけど、また危機回避能力が上がったかも。
しかし肝心の苗箱運搬は翌日に持ち越し。。
やれやれ。
『初めての大麦収穫』
昨年、民間稲作研究所の故・稲葉光圀先生と相談して売り先も決めずに作付けしたビール麦(スカイゴールデン)。
いきなりコンバインのVベルトの取り付け方を間違えて立て続けに2本もダメにして波乱の幕開け。
条間を間違えて播種してしまったので仕方なく大麦一条分なぎ倒しながら収穫し、その押し倒した麦を収穫しようとコンバインの刃を深く差し込んだら目詰まりしてストップ。
あーでもない、こーでもないとコンバインの刃に食い込んだ麦を取り除いてなんとか収穫を終えました。
不本意だけど、トラブルを経験してやっと機械の取り扱いに慣れたような気がする。
さぁどこで乾燥しよう❓
それより売り先は⁉️
とりあえず自家製ビール作ろうか🍺