ニラくんを出荷するまで
今回はニラくんがどうやってJA出荷されるかをご紹介します。
細かい部分は農家によって異なりますが、概ね栃木県内のニラは同様に出荷されてると思います。
1.収穫
ニラくんを鎌で刈り取り、傷めないようにやさしく収穫用コンテナに入れます。
この場合、無造作に入れるのではなく、後の作業性を考え足をそろえて入れます。
収穫時間はハウスの温度が低い早朝か夕方に行います。
僕は今のスキルでコンテナ4個を満タンにするのに約1時間かかります。
2.洗浄(袴取り)
刈り取ったニラくんの足元を専用の機械(エアー)を使って綺麗にします。
ちなみにこの機械、コンプレッサーとコミで新品だと約40万円ほどになります。
これが洗浄前のニラくんの足元(袴)
専用機械のエアーで吹き飛ばして綺麗になったニラくんの足元がこちら
ニラくんの状態にもよりますが、今の僕のスキルでコンテナ一杯のニラくんを洗浄するのに約30分~1時間ほどかかります。
3.調製
エアーで足元を綺麗にしたニラくんをさらに選別しながら105~110gまとめて、
ある程度足を揃えたら、JA指定のテープで束ねます。
次は足元を切って揃えます。
余談ですが、切り落とした足はめっちゃ美味いのでほんともったいないなぁと思います。
テープの位置は下から5cmと決められているので、僕はまな板に目印を張っています。
ちなみに大規模ニラ農家さんは、この3.調製を機械でやっているところもあります。
機械の概算は約100万円です。
4.包装・梱包
テープ止めしたニラくんを10本まとめて袋詰めします。
ニラくんを傷めないように新聞紙に包み、頭からJA指定のビニール袋に入れます。
ニラくんを傷めないようにやさしく素早く新聞紙を抜き取り、
専用の機械(シーラー)でビニール袋を圧着します。
僕はシーラーを中古で購入しましたが新品だと10万円ほどすると思います。
なるべく空気を抜くため、クッションなどで押さえつけながらシールします。
なかなかコツのいる作業で僕は苦手です。
40本入りの袋が4個出来たら、指定されたダンボールに入れます。
ダンボールの蓋を閉じて出荷できる状態になりました。
ちなみにこのダンボールは自分で組み立て、自分の名前を記入します。
クレームがあった場合すぐ対応出来るという訳です。
時間ですが、今のところ重さを測ってからダンボールに詰めるまで1個で約30~40分ほどかかります。
5.出荷
梱包が済んだらいよいよ出荷です。
僕は予冷庫(要するに大きな冷蔵庫)を持ってないのでこのままJAさんに持って行きますが、予冷庫を持っている農家さんは一度予冷してから翌日JAさんに持って行きます。
出荷時刻も指定(予冷庫無しは午後3時から5時まで)されているので、遅れないようにしなければいけません。
僕は予冷庫が無いので出荷当日の朝に刈り取って調製をして出荷をしています。
今のところ1日の出荷数は3~4箱が限界なので、より効率化・機械化も含めて出荷数を伸ばすことが課題になってます。
細かい部分は農家によって異なりますが、概ね栃木県内のニラは同様に出荷されてると思います。
1.収穫
ニラくんを鎌で刈り取り、傷めないようにやさしく収穫用コンテナに入れます。
この場合、無造作に入れるのではなく、後の作業性を考え足をそろえて入れます。
収穫時間はハウスの温度が低い早朝か夕方に行います。
僕は今のスキルでコンテナ4個を満タンにするのに約1時間かかります。
2.洗浄(袴取り)
刈り取ったニラくんの足元を専用の機械(エアー)を使って綺麗にします。
ちなみにこの機械、コンプレッサーとコミで新品だと約40万円ほどになります。
これが洗浄前のニラくんの足元(袴)
専用機械のエアーで吹き飛ばして綺麗になったニラくんの足元がこちら
ニラくんの状態にもよりますが、今の僕のスキルでコンテナ一杯のニラくんを洗浄するのに約30分~1時間ほどかかります。
3.調製
エアーで足元を綺麗にしたニラくんをさらに選別しながら105~110gまとめて、
ある程度足を揃えたら、JA指定のテープで束ねます。
次は足元を切って揃えます。
余談ですが、切り落とした足はめっちゃ美味いのでほんともったいないなぁと思います。
テープの位置は下から5cmと決められているので、僕はまな板に目印を張っています。
ちなみに大規模ニラ農家さんは、この3.調製を機械でやっているところもあります。
機械の概算は約100万円です。
4.包装・梱包
テープ止めしたニラくんを10本まとめて袋詰めします。
ニラくんを傷めないように新聞紙に包み、頭からJA指定のビニール袋に入れます。
ニラくんを傷めないようにやさしく素早く新聞紙を抜き取り、
専用の機械(シーラー)でビニール袋を圧着します。
僕はシーラーを中古で購入しましたが新品だと10万円ほどすると思います。
なるべく空気を抜くため、クッションなどで押さえつけながらシールします。
なかなかコツのいる作業で僕は苦手です。
40本入りの袋が4個出来たら、指定されたダンボールに入れます。
ダンボールの蓋を閉じて出荷できる状態になりました。
ちなみにこのダンボールは自分で組み立て、自分の名前を記入します。
クレームがあった場合すぐ対応出来るという訳です。
時間ですが、今のところ重さを測ってからダンボールに詰めるまで1個で約30~40分ほどかかります。
5.出荷
梱包が済んだらいよいよ出荷です。
僕は予冷庫(要するに大きな冷蔵庫)を持ってないのでこのままJAさんに持って行きますが、予冷庫を持っている農家さんは一度予冷してから翌日JAさんに持って行きます。
出荷時刻も指定(予冷庫無しは午後3時から5時まで)されているので、遅れないようにしなければいけません。
僕は予冷庫が無いので出荷当日の朝に刈り取って調製をして出荷をしています。
今のところ1日の出荷数は3~4箱が限界なので、より効率化・機械化も含めて出荷数を伸ばすことが課題になってます。