水稲の播種作業
水稲(コシヒカリ)の播種作業を栃木県上三川町にある民間稲作研究所にて行いました。
朝、なぜか野良猫が近寄ってきて軽トラの荷台でゴロンとしてました。
気に入られたようです(笑)
民間稲作研究所は有機稲作を推奨するNPO法人で僕は3年前に研修を受けました。
こちらは民稲研の水稲苗
順調に発芽した模様です。
さて、早速播種作業の開始。
まずは440穴のポット式苗箱に床土を自動機械にて入れます。
使用した育苗培土は民間稲作研究所が開発した有機培土。
床土の入ったポット苗箱
次に床土の入ったポット苗箱に民間稲作研究所オリジナルの播種器で一つの穴に一つずつ種もみを落としていきます。
この動画のように一粒播種器に種もみを入れて振動させると、天板開いた穴に種もみが一粒ずつ落ちるようになっています。
この状態でボタンを押すと、播種器天板の下にセットされたポット苗箱の穴に一粒ずつ種が落ちる仕組みになっています。
拡大するとこんな感じ
写真では綺麗に一穴に一粒ずつ種もみが落ちていますが、全体の1/3ほどは一穴に2粒以上種もみが落ちていたり、落ちていなかったりして修正に手間がかかりました。
民間稲作研究所では種を少なくまくことで大きくて丈夫な苗を育てることを推奨しています。
ポット苗箱に種もみを落としたら、最後に育苗培土を被せます。(覆土)
覆土は手作業なので時間がかかりましたが、なんとか1日で50枚ほど一人で播種することが出来ました。
さて、次はいよいよ苗箱を苗床にセットしなければなりません。
つづく。。